5 便秘の分類 

 便秘とは3日以上排便がない、又は普段の排便間隔が不規則になった場合を言います。
 便秘は大きく分けて器質性便秘と機能性便秘に分類されます。

分泌の分類

器質性便秘

大腸の癒着、炎症、大腸がんやポリープなどによって腸の中が狭くなった場合に起こる便秘です。
速やかに検査を行い、原因に応じての治療が必要です。

機能性便秘

弛緩性便秘

大腸の運動が弱くなり、便が排出できないような状態です。
排便時に腹圧をかけるのに必要な腹筋の低下、食事やストレス、薬剤(抗不安薬など)が原因です。
高齢者や女性に多くみられます。腸の運動(ぜん動)を良くするようなお薬で調節します。

けいれん性便秘

大腸が緊張したままになって、便が排出できないような状態です。
ストレスや自律神経のアンバランス、特に副交感神経が緊張しすぎることによって起きる便秘です。
腹満感、不快感、痛みがあり、排便があっても、便は硬く、量が少なくなります。
治療はストレスなくして、腸の動きを調節するようなお薬になります。

直腸型便秘

脊髄の病気による排便反射障害や、便意を我慢することを繰り返した事による刺激感受性の低下が

原因です。排便があっても、すっきりしないなど、残便感が多くみられます。
お薬で改善しない場合は「バイオフィードバック」と言った特別な機能訓練が必要になります。