7 ABC分類(胃がんリスク健診)

ABC分類とは、胃の健康度、胃がんリスクを調べる検査です。
血液検査でヘリコバクターピロリ抗体価検査とペプシノーゲン検査を組み合わせて
チェックし、胃がんになりやすいかどうかをABCDの4段階で判定します。

判定 区分 ピロリ菌 ペプシノーゲン
正常 Aタイプ 陰性 陰性
異常 Bタイプ 陽性 陰性
異常 Cタイプ 陽性 陽性
異常 Dタイプ 陽性 陽性

Aタイプ

健康的な胃粘膜で胃がん発症の可能性は低いと考えられますが、5年に一度程度の胃内視鏡検査を勧めます。
胃がんになることは極めて稀なグループです。

Bタイプ

少し弱った胃で胃がん発症のリスクがあります。胃潰瘍にも注意が必要です。
3年に1回の胃内視鏡検査を勧めます。
1000人中の1人が胃がんになる中ぐらいの危険性が有るタイプです。除菌治療を受けることを勧めます。

Cタイプ

胃がんなどの病気になりやすいタイプです。
2年に1回の胃内視鏡検査を勧めます。定期的な内視鏡検査が必要です。
1000人中の2.4人が胃がんになる高い危険性があるグループです。

Dタイプ

胃がん発症のリスクが極めて高いタイプです。
毎年胃内視鏡が必要です。胃粘膜が完全に萎縮したためにピロリ菌もほとんど棲めなくなって、
ピロリ菌の抗体は陰性となってしまうのがDタイプです。

Eタイプ

ヘリコバクター・ピロリ菌除菌後の方で、毎年~3年に1回に定期的な内視鏡検査が必要です。